日本にいるときは、
そこまで部屋の故障がでることはありませんし何かあったとしても、
日本の修理業者や管理会社の人と言葉が通じるので
とくに心配はいらないですよね。
でもマレーシアの部屋(とくに新築)は
入居したての頃は色々と不具合が出たりします。
なので、部屋の修理が絡んでくると
オーナーさんとのやりとりも出てくるわけです。
不動産エージェントと部屋を内見し、
内見日当日に部屋にオーナーがいることもあれば、
契約の日までオーナーさんと会えないこともあります。
オーナーさんと会ってどういう感じか
雰囲気だけでもつかめれば、いいのですが
そういうわけにもいかない。
今回は部屋を借りる前からでも
オーナーさんの傾向が分かるポイントを
現地に長く住む人からアドバイスをもらいました。
基本的に、オーナーは3つに分類ができて
- マレー系マレー人
- マレー系チャイニーズ
- マレー系インド
(その他、日本やオーストラリア人の他の国のオーナーもいます)
一番多いのがマレー系チャイニーズかと思います。
この記事のもくじ
ポイントその1、値段(家賃)の出し方を見てみよう
同じ建物で、
階数が下なのに、上の階より家賃が高い
普通なら上に上がればあがるほど、家賃は高くなるものですが
それでも、上の階より高い金額設定している大家さんは
お金に対するこだわりが強いところがある可能性が、との事
インテリアにこだわっているから、というかもしれませんが、
上の階でもインテリアにこだわっていて
お得な金額の部屋もあるものです。
ポイントその2、日本人だからキレイに使う、と言っても金額が下がらない
日本人はオーナーから人気があります。
なぜなら、部屋をキレイに使うから。
普通ならキレイに部屋を使ってもらえる日本人に貸したがるのに
それでも一銭も値引きしてくれないとなると
人柄まではみてもらえないような人だったり、
頑固者の可能性があるかもしれません。
そういう人と今後おつきあいしていかなくちゃいけないんだったら
別のオーナーの方がいいよ、との事
【 実体験 】交渉中あっさり他に人に部屋を貸されてしまう
えっ、と思われるかもしれませんが
入居する、といって交渉中なのに
高い金額払う人にあっさり部屋を譲るオーナー
実はこれ、わたしの話です。
色々悩んだけど、この部屋にしようかな、と
エージェントに連絡をしました。
内見時にエージェントから聞いた金額から
値引き交渉しましたが、金額落ちず。
(一応ネット上の情報よりは少し安い)
その部屋の唯一の欠点が
腰より低いサイズの冷蔵庫だったので
金額落ちないのなら冷蔵庫を大きいのに変えてほしい
冷蔵庫を変えてくれるのならその金額で
いついつから入居してもいい、とエージェントに伝えました。
冷蔵庫の手配に時間がかかってるのか、
それともオーナーが値引きするまでに
時間がかかっているのか、すぐには返事が来ませんでした。
数日経っても返事がないので
エージェントに連絡を入れました。
ねぇ、どうなっているの?と聞くと
オーナーが別の人に貸してしまったって!
今ぼくにも連絡が入ったよ、よ
えええーーーーーーーー????
え、今までやりとりをしていたよね?!
どうしてそうなるの。
どうやら、ネット上の少し高めの金額で入る、と
いう人がいたらしく、そのまま乗り換えられてしまったのでした。
その間たったの数日。
口ぽかーーん。でした。
話をしている最中にでも、その人への申し訳なさとか
関係なしに、お金で人を決めるオーナーだったんだな
性格が出てるなぁと思いました。
もう部屋も決まると思って
このタイミングはショックだなーと思いましたが
お金でしか見ない人だったから
逆に縁しなくてよかったんじゃない、と友人から言われ
それもそうだな、と気持ちを持ち直したのでした。
結局どんなオーナーさんの部屋にしたの?
今まで値引きをしてくれなかったり、
住みたい階数で、クオリティは他の部屋と
同じなのに金額だけ高かったり、
交渉中にあっさり部屋を取られてしまったりして、
部屋探しに疲れてきていました。
そして、たどりついた今の部屋。
いつも通り部屋の値引きを聞いてみました。
すぐに100RM下げてくれました。
この時点で、
ほぼ同じのインテリアの部屋だったのに
全く値下げしなかった別のオーナーさんとは
違うなぁと思いました。
電子レンジないよ、と言ったら
初期費用から200RM引いておくから
そこから買ってね、とか言ってくれる
とても優しいオーナーさんでした。
契約初日には顔を出してくれて、
とってもチャーミングな優しいチャイニーズ系の
オーナーでした。
故障箇所やテレビの足りない配線もすぐに対応してくれて
外国人のオーナーということを忘れてしまいそうなくらい
日本人が求めている対応の早さで助かっています。
もういいや、と思って決めた部屋でしたけど、
今となってはここが総合的に一番いい部屋だったと思います。
乗り換えられてしまった部屋は
今思えば、夜景が見えない方角の部屋だったなぁとか
やっぱり小さい冷蔵庫だったら不便だったなとか
今となっては断られてよかったと心から思います。
【おまけ】どうしても、その部屋にしたいのなら、、
オーナーの性格の話とは関係ないのですが、、、
わたしのように他の人に途中で部屋を取られないために
ワンポイントアドバイス。
もう部屋は絶対ここ、ここでいいの。という
ステキなお部屋に決まったとします。
でも、入居日だけまだ先なんだよな、、、
そういう人は頭金とか、着手金を払って
部屋をおさえておきましょう。
わたしの友人は2週間くらいの間
仮押さえしておいて
自分のいいタイミングで引っ越ししていました。
あなたがみた部屋は他の人も内見にくるし、
ネット上からでも申し込みができるわけだから
いい部屋を決めてすぐに入居ができない場合には
着手金で仮押さえができないか、
エージェントに相談してみましょう。
ステキなお部屋とオーナーさんが見つかりますように*