一度はやってみたい、ヘナタトゥー。
本物のタトゥー、となると日本では一部の人しか入れていない感じで、なかなか身近ではない。
けど、1週間で消えるヘナタトゥーならここマレーシアではお手頃価格でいれてもらうことができます。
バトゥ洞窟のふもとにあるインドマーケットのところや、一番有名なセントラルマーケットにもヘナタトゥーを入れているお店がありますが
今回はアクセスしやすい、ブキビッタンのインド街の路上でヘナタトゥーを入れてくれる露店があるとの噂を聞きつけ、行ってきました。
どこの路上にお店が出るの?
ざっくりとした言い方でいうと
誰しも行くであろう観光地「ブキビッタン」にあります。
MRTのブキビッタン駅にあるマクドナルドの近く。です。
ここのマクドナルドがとても大きな「M」の看板なのでわかりやすい。
ただ、あくまでもマクドナルドが近いだけ。
MRT:ブキビッタン駅からの行き方
MRT路線の「ブキビッタン駅」で下車、
出口は「 C 」から出る。
そうすると、ガラスで出来た建築物があります。
そのガラスの建築物の道路向かい。
向かいの道路にヘナタトゥーの露店がでます。
場所が分からなかったら、インド街の人たちに聞けばみんな同じような場所を指を差して教えてくれたので、ローカルに根付いているお店なのかもしれません。
路面店の営業時間は?
夕方5時〜深夜1時頃
(個人でやっている感じなので変動あるカモ)
日中は暑いので、夕方からお店を出しているとのこと
意外と遅い時間までやってるじゃーん、と思いました。
注:早く場所に着いても、お店は開いていない
夕方4時頃にブキビッタンの到着したのですが、開店時間前だったので、お店が本来ある場所に出ていませんでした。
何度も行き来してお店を探していたら、いつの間にかお店が設置されていました。
ヘナタトゥーの金額は?
値段 = デザインによって違う
なので、予算内に済ませたいのなら逆に「一番安いのはどのデザイン?」と聞けば、向こうから見本の画像を見せてくれます。
そこから選べばOK
一番安いもので15RM〜といった感じ
ただし、安いものは手の甲にちょこっとしたシンプルデザイン
複雑なものや、凝ったデザインになると20RM以上になってくる
手首より下、手の甲までで終わるデザインならだいたい20RMくらいでした。
わたしはせっかくなので、がっつりヘナを入れてみたく、腕の半分まであるデザインを選びました。
これで40RM(今思うと高い。。。)
これが最新の柄だから、超おすすめと押されてチョイス
ただ、高いわー、と言っていたら35RMに安くしてくれました。
もう片方はシンプルデザインにして両手で55RMでやってもらいました。
それでもインドの友人からしたら高いとのこと、観光客価格らしいです。
初めてのヘナタトゥー、どうやって入れてもらうの?
①タトゥーのデザインを選ぶ
机の上にたくさんのヘナタトゥーのデザイン画像が並んでいるので、
そこから自分の好きなものを選べばOK
選ぶたび、これいくら?って感じで聞けば金額を言ってくれます。
色んな柄があるので、見ているだけでも楽しい
安くて・シンプル、を選びたいはずなのに色んなデザインを見ていると「あれもやりたい・これもやりたい、と」欲が出てきてしまう 笑
②ヘナタトゥーの色を選ぶ
デザインを選び終えたら、ヘナタトゥーの色を聞かれます
ここのお店では、
- 黒
- レッド
- 茶色
- フルカラー
の3種類の色を選択することができます。
ただ、色によってタトゥーがもつ期間が違うのと、フルカラーは高額です。
黒とフルカラーが約1週間
ブラウンとレッドが約2週間、ヘナタトゥーがもつ。と言われています
たしかに持ちがいいのはブラウン系かもしれませんが、2週間ももつことはないかなーと思います。
フルカラーに関しては、一見本物のタトゥーかな、と思えるような出来上がりになりそうでした。
日本人はわりかし色が白い方なので、黒をいれるとパキっとした印象になるし、ブラウンなどは肌色になじんで、いい感じになります。
わたしはどっちも試してみたい、と思っていたので、茶色と黒両方やってもらうことに。
右と左で色を変えてもらいました。
③描き終わるまでじっと待つ
さ、デザインも色も選んだらあとは、インド人のお姉さんに描いてもらうだけ。
チョコペンのようなもので、細い線を自由自在に操って描いていきます。
見ていて楽しい。
所要時間は片手10分くらいで、両手やっても20分くらいでした。
水分が多めのヘナインクでぷくっとした感じのテクスチャーが肌の上に乗っていきます。
そして、お姉さんの手元に夢中になっている間に完成!!
まったく同じの図柄にはならない、と言ってはいたものの
ほぼ同じ柄を描いていってくれます。 スゴーい。
ヘナも肌に合わなかったらどうしよう、と心配していましたが、とくに問題なく大丈夫でした。
④乾くまでちょっと待つ
わたしは両手描いてもらいました。
左手が茶色、右手が黒です。完成直後はどっちも同じ色に見える。
このあとはどうなるの?と思っていましたが
描き終わったあとは「ひたすら乾くまで待つ。」といった感じ。
なので、描き終わって5分くらいはそのまま待っていましたが
表面が少し乾いてきた頃にお金を払って終了〜。
⑤こすったりしないように完全に乾くまで放置
お姉さんには、完全に乾くまではこすったりしないように、と言われていたので、注意して乾くまで放置しました。
(友人は乾く前に服で擦れてしまい、図案がよれてしまっているのを見たこともあったので、尚更気をつけました。)
乾いたあと、このタトゥーはどうなるんだ?と思っていましたが
ぷくっとしたインクが徐々に乾いてかさぶたのようになっていくのです。
かさぶたになって乾いていくと、今度はインクが勝手にポロポロと剥がれていきます。
剥がれ落ちていったとき、ヘナタトゥーの完成です。
ヘナタトゥーやってみた感想は?
やってみて良かった!
気軽で、とっても楽しいと思いました。
本格的なタトゥーは、覚悟がいるけど、すぐ消えるタトゥーならほんとファッション感覚で入れられるし、非日常的な感じで面白かったです。
友人らからも好評でした。
ただ、初回だからこれだけのお金を出したけど、インド人の友人からしたら高い、との事。
ぜったいディスカウントしたほうがいいよ、と言われました。
それにわたしは自分でも絵を描けるので、次回からは材料を手に入れて自分で書くのもアリだな、と思いました。
ヘナタトゥーのお手入れは?
ヘナタトゥーは一時的に肌の表面が染まっているだけなので、
洗えば洗うほど色が落ちていきます。
なのでシャワー入るときもあまりこすらないようにした方がいいです。
湯船に浸かるとふやけて一発で落ちてしまいました 笑
(健康ランドに行ってお風呂に入ったら落ちました)
ヘナタトゥーを入れているときはプールも控えた方がいいと言っていました。塩素がタトゥーを落としやすくするとの事
(これも我慢できずその日にプールに入ってしまいましたが、1週間は保ってくれて、徐々に消えていきました。)
ヘナは徐々に薄れて消えていくものです。
1、2週間で消えてなくなってしまいますが、だからこそ気軽にタトゥーを楽しめるのでおすすめです。
ネイルにお金をかけるように、タトゥーにお金をかけるのもアリかな?と思ったのでした。
ブキビッタンエリアなら、中心地だしパビリオンモールなどもあっていつも賑わっています。
それに夜まで活気があるエリアなので、観光したついでにヘナタトゥーを入れてみてもいいかもしれません。
近くにインド街が展開されていて、屋台などもあったので夜遅くまで楽しめる場所だと思いました。
せっかくのマレーシア、ヘナタトゥーもぜひ楽しんで見てください*