かわいい顔したアイツは
わたしの顔を見つめて、、、
しっかりと襲いかかってきた。
友人らと、スカイミラーとホタルを見に行こうと
セランゴールの小さな町までやってきました。

残念ながら、スカイミラーは
事前に予約をしておく必要があるようで
当日受付のわたし達は、間に合わず
この日のスカイミラーは断念したのでした。
でも、夜のホタルツアーまでは時間がある。
じゃあ、せっかくだから。と
セランゴールの町をぶらり探索することにしました。
町の広場にはインスタ映えスポットがいっぱいある
スカイミラーの乗り場をはじめとして、
その前にある広場にも
何ヶ所か心くすぐるインスタスポットがあります。
サクッといろんなところで映え写真撮っておきましょう
お腹がすいたら地元レストランが超おトク
朝から出発していたので、お腹も減ってきた
スランゴールの大通り沿い、角地にある
インド料理のお店があります。
ここは地元価格でカレーやナシゴレン(チャーハンみたいなの)が
食べられました。
わたしはチャーハンとネスカフェで7RMくらいでした
破格の値段、、、!!
歩いていて、いきなり野生の猿に襲われる!
なにやら、灯台や大砲がある丘があるというので
散歩がでら、丘を登って行きました。
すぐ近くのマラワティ・ヒル(ブキッ・マラワティ)=観光施設が7つくらいある丘
に向けてブラブラ歩いていると

わたしは町で買った服が入っているビニール袋を持って歩いていました。
坂を登り、金色のムスクが見えてきて、開けた道に出ました。
ムスクだね〜、でも閉まっていて入れないね。
と話していると、
いつの間にか、わたしの足元の近くに
ダークグレーの猿がいました。
あれっ?!すごーい猿がいるー。と言って
猿を見ていたら、私のところまできてーーーーーー。
むぎゅ。
持っていた袋を掴みました。
確実にとろうとしてきていたので、
ダメッ!! ダメダメッ!! と言って取り上げたら
絶対離さねーーゾ!!と言わんばかりに
奪い取ろうと強い力で引っ張ってくる
となりにいた友人が追い払ってくれたから
なんとかなりましたが
袋をひっぱり合っているときに
足まで引っかかれたり、袋はビリビリ。

服にも猿の爪の穴があいてしまいました。
袋を持っているわたしだから分かることなのですが
少しでも
カサッと音がするだけで、ギラッとこっちを向くんです 涙
あの反射的な反応は、まじで恐怖。
あっという間に3匹の猿に囲まれて超怖かった、、、
なんでこんなに猿が ーーーーーーー
と思って大木を見上げたら
無数の黒い影。
カラスの大群のように、木の上に猿がいる、、、!!!
彼らはたぶん観光客から食べ物をもらい慣れていて
袋 = 食べ物が入っている
という風に思っているみたいで。
ここに行く人は、袋はなるべくカバンにしまうか
しっかり持つようにして猿に奪われないようにしましょう。
猿にも2種類いて、黒い猿と日本でもみるような
薄茶色の猿もいました。
それ以降、猿には近づかないようにしながら
灯台まで探索してみました。
灯台と大砲がある頂上まで到着。

マラッカ海峡を通過する船のために1900年頃に建てられたものだそうです。
こんなジャングルの中に灯台、、、なんだかミスマッチな光景。

ここはセランゴール州の州都だったそうで、18世紀くらいにこの地を守るため
に設置されていた要塞や大砲の名残がありますが。
展示物、といった感じの様子でした。
ここから見える景色に高いビルやコンドミニアムなんかはありません。
ただただ、緑と家々が見えるだけ。

KL方面とはまったく違う景色が広がっています。

(お猿さんも景色をみてたそがれていました 笑)
他にもお墓や井戸なんかを見ながら、丘を下っていき
途中、こういった南国でしか見られない
大きな大木なんかに圧倒されながら、食後のいい運動を終えました。
わたしたちは散歩がてら歩いて丘をまわりましたが、土日に行けば
汽車のような見た目のバス=トラムが町からでるそうで3RMで乗れるみたいです。

時刻表などはカフェの中に貼ってありました。


トラムでゆっくり揺られながら景色と楽しむのもいいですね
地元民も恐怖でひるがえす、セランゴールの猿
日も登り、気温も上がってきたこともあり
カフェで一息ついて、
寺院を見にいくためにGrabを呼んでいる間のこと
カレー屋さんのゴミ箱に猿があさっているのを
遠くからみていました。

すると、わたし達の前を地元の人がすり抜けて
猿がいるのを知らず、通過しようとしたら
あらやだ!!ダメだわ〜 といった感じで
道を引き返してきました。
どうしたの?なんで?といった顔で見ていたら
あそこに猿がいるからダメだわー
食べ物とられちゃう、と言って
急いで手に持っていた食べ物や飲み物を
カバンの中に入れて、道を変えていきました。
地元民でもサル被害はあるようでした。
観光客のわたし達は尚のこと油断しがちなので
セランゴールの町に来たときには
袋や食べ物には気をつけましょう
ただ、この町くらいにしか猿はおらず
他の寺院や、ホタルの所は大丈夫なので
スカイミラーの待合いの所と
歴史博物エリアの丘のところだけ注意すれば
大丈夫だと思います。
わたしの服も、おかげさまで
現地式・ダメージTシャツとなりました 笑