マレーシアのイメージといえば、ツインタワー。
それ以外は、、?とガイドブックをめくれば
絶対に載っている定番スポット
それがBatu Cave(バトゥケーブ=バトゥ洞窟)です。
虹色、極彩色のお寺を見れば
あなたの感性が磨かれること間違いナシ
日本では味わうことの出来ない色彩の世界を感じれます。
ザ・アジアな空間です。
この記事のもくじ
バトゥケーブってどんなところ?
インド、ヒンドゥー教のお寺がある聖地の洞窟です
バトゥケーブ: Batu Cave
Gombak, 68100 Batu Caves, Selangor
8:00〜19:00まで
入場料無料
服装:観光地なのでそこまで気にする必要はありませんが
女性の方はミニスカートの場合、布を巻くように言われることも
男性は半袖・半ズボンでいる人が多かったです
300段近い階段を登るので歩きやすい靴で行きましょう
また、雨の日は階段の上り下りがより大変になるので
晴れた日に行くようにしましょう。
本国インドでは禁止されている奇祭「タイプーサム」が毎年開催されるのもここバトゥケーブ。
身体中を串刺しにして神々に感謝を伝えるお祭りのようです。
友人が見てきたそうですが、昼間と夜で雰囲気が違うようなので
どっちの時間帯で見てもいいと思います。
どうやって行く?バトゥケーブまでのアクセス
「洞窟」と聞いてどこかの山奥で遠い観光地なのかなーと
思っていましたが、なんと街からすぐにアクセスできます。
- 電車で行く
KLセントラル駅からKTMコミューターで30分程
(ちなみにバトゥケーブ行きは45分毎に1本)
バトゥケーブに駅が隣接されているのですぐに入り口まで行けます。
- Grab(タクシー)で行く
KLセントラルから15ー20分程度
メインゲートで行き先を設定するかと思いますが
メインゲートの目の前まで行くと渋滞でなかなか
車が動かないので、メインゲート手前で降ろしてもらって歩いていった方が早いです。
どっちの手段がオススメ?
電車のKTMは45分毎にしかバトゥケーブ行きがないので
時間のロスを省くためにも、行きはGrabのタクシー
帰りはKTMに乗って帰る、というのがいいのかな、と思いました。
バトゥケーブへの入り口は2ヶ所ある
入り口は電車のKTM駅側から入るか、
メインゲート(正面)から入っていくかの2つ。
どーん、と大きい金の像を正面からみたいのならメインゲートから入るのかオススメ
こちらがメインゲート。
屋台や出店が並んでいて、賑わっている道の先に、、、
巨大な金の銅像が!これぞ、クアラルンプールきっての名所
虹色の階段と山の守り神ムルガン神が現れます。
その大きさ、色は圧巻。
山・洞窟という、自然のものを信仰していることが分かる風景に感動。
わぁ〜、すごーーー、、、い!?
ムルガン神と階段を見てその壮大さに感動したのもつかの間。
ハトの数が尋常じゃない 苦笑
バサバサ足元にたくさんいて、「え、ここは猿が有名じゃないの?」と思うくらいでした。
左手には、ビビッとでカラフルな建物があります。
宗教の建物なのにどうしてもフォトジェニックな見た目で
こぞって人が写真を撮っていました。
わたしを軽い筋肉痛にさせた272段の階段がここから始まります 笑
さ、お待ちかね階段の時間です。
観光地だからといってエレベーターなんて御座いません。
ひたすら階段を登ります
階段を登る前に、飲み物や食べ物
ビニール袋類はカバンの中にしまうようにしましょう
ここから先、お猿さんがいるからです。
こんな近くにまで現れます。
ここの階段、1段1段が嫌な高さで足にきます 笑
みんなしんどそうにゆっくりと登っていました
たまには後ろを振り返り、景色を眺めながら休みやすみ登りましょう。
外国の方も、登頂付近でオーマイガー、と言って息を切らしていました 笑
登頂すると、、、
大きな洞窟に出ます。高さがある壮大な空間です。
ライトアップされたメインのお堂があります。
お堂自体もカラフルでもはや飾り付けも芸術作品だと思います。
現代アートと言われても文句ナシ。
色合いも形もうつくしい。。。
ここではお坊さんによってお経などが唱えられています。
ときには音楽をならしたりしながら。
ここのお堂はわたし達観光客でも中に入らせてもらえて
手を合わせることが可能です。
ですが、靴は厳禁なのでお堂に入る際は靴を必ず脱ぎましょう。
他の人と一緒に手を合わせていたらお坊さんが
こっち来い、と手招きしてお香の灰?のようなものを
おでこの真ん中につけてくれました。
そのあと、ぐるぐる、、と赤い糸を結んでくれて
ミサンガのようなものをつけてくれました。
あとからインド人の友人に聞いたら
それはお守りだよ、いいものだよ。とのこと
ミサンガではなくラキという名称のものだそうです。
注意!猿に物を取られないように気をつけて
メインのお堂からまた上にあがる階段があります。
ここから先は猿の楽園になっています。
結構な数の猿がいます。
バトゥケーブ=猿に気をつける、というイメージしかなかったわたしですが、階段を上がって2回目の階段をあがるまでは「そんなにお猿さんいないな〜」なんて思ってたのですが、
こっから先はたくさんの猿がいました。
ミサンガをお堂で巻いてもらったときに
お参りしたから、とナシをもらっていたのですが
お坊さんに早くしまって、猿がとるよ、と教えてくれました。
友人は猿にペットボトルの水を取られたそう。
現地の人に聞いたら、スマホを取られている観光客もいたそうです。
しかも買って1ヶ月しかたっていないiPhoneだったそうで 涙
わたしの目の前で現地の人もビニール袋を猿に取られていて
なにも抵抗せずに、様子を見ていました。
わたしもペットボトルをケースに入れて歩いていましたが
「はい、チェックしますよー」を言わんばかりに
猿がケースをキャッチしてきたので
ぐいっと引っ張って回避しました。
今ではすっかり旅先でも警戒心が薄れてきていたけど、
「久々にスリに気をつけよう」と猿に対して気を引き締めました 笑
やっと登頂!陽の光が入る神秘的な本殿
階段の先は神秘的な空間
猿に驚きながら、上へあがると、、、
本殿があります。
先ほどのところに「MAIN TEMPLE」とは書いてありますが
一応、一番上のこちらが本殿のようです。
よくこんなところを昔の人は見つけたな、と思う
でもこの風景をみたら、なにか拝みたくなる気持ちもよく
分かるな、と思いました。
自然の神秘を感じる場所でした。
本殿でも手を合わせて、柵のところに寄りかかって
上を眺めていたら、なにやら気配が。
気づいたら肩のところに猿が来ていたではありませんか 笑
吐息を感じるくらいの距離に猿がいてびっくり
いっそ、一緒にインカメで写真を撮れるくらい。
ここにいる猿たちは、食べ物をとる感じはあるけど
決して人を襲ったりするような悪い子たちではない感じがしました。
異国の雰囲気、神秘的な洞窟を堪能して
下へ降ります。
帰りの階段も猿と足元に気をつけております
下に降りて買い物や食べ物を楽しもう!!
下にはザ・ローカル!な出店が所狭しと並んでいます。
ここはインドかな?と思わせるくらい現地感があります。
ファッション個性派にはたまらないマーケット
どこを歩いてもド派手な服が並んでいます。
しかもチープ。
ディスカウントもきいたりします。
ただ、品質は雑な感じです。一時を楽しむくらいのクオリティかな。
マーケット内を歩いているだけでも
カラフルな色彩がわたし達の目を楽しませてくれます。
わたしはド派手ファッションが大好きなので最高の場所でした。
飲み物を買った際には、現地の人に「君はインディアン?ファションがインディアンだよ」と見間違えられてしまいました。
現地公認の派手さのようです 苦笑
バトゥケーブの階段を降りて右に進んでいくと、食品系もあり
ほかにはヘナタトゥーを入れてくれるお店もありました。
そのまま真っ直ぐいくと、、大きな銅像と門が出てきます。
そこを抜けてKTMの駅までマーケットが続いています。
帰りはKTMに乗って帰りました。
改札を入って、右手の階段を降りていくと
KLセントラル行きのホームになります。
電車に乗って約30分くらいでKLセントラルに着きました。
鮮やかな色彩・神秘的な洞窟、インドのローカル感満載のバトゥケーブ。
マレーシアきっての観光スポットなのも、うなづける場所でした。
ぜひ、異国感を感じに行ってみて下さい。