マレーシアのお正月ってどんな感じ?現地にある出雲大社にも行ってみた【でもやっぱり正月は◯◯がイイ!】

マレーシアの暮らし

 

パーーーンッ!!

パパパパパーーーン!!

パリーーーン!!

パリンツ!!

 

それは、年越しの瞬間。

 

爆竹の爆音や、ビンが割れる音がしたのはイタリア
フィレンツェでの思い出。

 

窓の外で酔っ払いたちの爆竹と飲んだ酒ビンを
イエーーイ!と放り投げて割れる音を聞いて

イタリアの正月、コワーーー!と思ったものです。

 

そして、元旦のイタリアはどこに行くもお店は閉まっていて
人々は家で過ごしているようで、街に人もいない

仕方なく、教会に足を運んでみたのを覚えています。

 

マレーシアでの、年明けはどんな感じだったかご紹介。

 

まずは、みなさま
明けましておめでとうございます。

マレーシアでお正月を過ごしてみました。

 

クリスマス以上に、正月を感じない。

 

クリスマスはどこも飾り付けをして、雰囲気がありましたが
正月用の飾り付けがあるわけではありませんでした。

(元旦過ぎて、1月25日の中国の旧正月の
真っ赤な飾り付けが始まったくらいです。)

 

むしろ、結構色んなところで未だに
クリスマスツリーを出したままです 笑

(キレーだし、このままでもいいよね、みたいな。)

 

正月ならではの音楽が流れるわけでもないし
雰囲気があまりありませんでした。

 

年越しの瞬間はどんな感じだった?

 

なんと、年越しの瞬間も夜勤で仕事をしていました

 

12時になった瞬間、

外では花火があがりました。

 

地域ごとに花火を上げているのか
窓の外を見るといたるところで

花火が10分ほど上がっていてキレイでした。

 

翌日、KLタワーやツインタワー付近で年越しをした
人に聞いてみると、

年越しの瞬間に、やっぱり花火があがったようです。

 

年越し前に集まって、10分間の花火が終わったら
パッと人も帰っていったそうです 笑

 

元旦や正月休みはなにをするの?

 

日本では、初詣で神社やお寺に行ったり
初売りの買い物に行ったり
はたまた家でおせちを食べて寝正月、、、みたいに

わくわくすることがいっぱいありますよね

 

マレーシアの人に正月はなにをするの?

どこかへ行くの?と聞いてみると

みんな飲みに行きますかね〜

どこかへ行ったりはしないで
みんな飲んでたりします、と教えてくれました。

 

特別、どこかの神社やお寺に行くということはなく
飲んで過ごしてることが多いようです。

 

正月に街を歩いてみたが、いつもの日常。

 

1月2日、日本ならまだまだお正月感ある頃

わたしも休みだったので、街を歩いてみました。

ISETANはさすが、日系

 

一応福袋みたいなものを化粧品売り場のところで売っていました

スーパーでは、日本のミカン箱のようなものも売っていましたが

 

こちらは、パッケージは中華系の雰囲気
チャイニーズの方々もお正月はみかんを食べるんでしょう。

正月っぽいものはこれらくらいで

あとはなにも変化ない、ただの日常でした。

 

マレーシアのお正月 = 年明け時の花火 というイメージでした

もしかしたら、チャイニーズの旧正月のほうが盛り上がるのかもしれませんね。

 

なんとマレーシアに出雲大社があるだと?!

 

街中の雰囲気も年末年始感がないし、どこか正月ならではで
行くところないかなーと思っていたところ

マレーシアに出雲大社があるらしいよー、という情報をもらい
せっかくなので行ってきました。

IZUMO MALAYSIA (出雲大社マレーシア講社)

Selangor, Shah Alam, Lakeview Resort Saujana, Seksyen

 

IZUMO MALAYSIA と入れると
Google検索にも上がってきますし、Grabの行き先にも表示されました。

 

  • アクセスはGrabのみとなります

最寄り駅はLRTのARA DAMANSARA アラ ダマンサラ駅
駅からGrabを使うとしたら10分弱くらいで、9RMでした。

 

神社はコンドミニアムに中にあるので、Grabで中に入るとき
入り口のセキュリティにパスポートは?を聞かれ
原本持っていなかったので、写真を見せて中に入れてもらえました。

 

住所へ到着。

日本の神社、という感じではなく
なんとコンドミニアムの一部屋が出雲大社のお部屋となっていました。

 

でも、のぼりが出ていてなんだか、日本を思い出します。

入り口前にはおみくじもありました。

 

入り口はこんな感じです(古札の回収箱まである)

中に入ると、、、
そこは日本でした 笑

こじんまりとはしていますが、中にあるものは
どれもきちんとした神社のもので、びっくり

ちゃんと、出雲大社のお札があります。

 

大黒様が祀られているこちらの神社。
お賽銭は現地通貨でした

 

早速手をあわせてお参りさせていただきました。

その後、お神酒をいただけて、
あぁ〜、正月っぽいなーと思いました。

ここは出雲大社マレーシア講社となっており、
中の額には出雲大社からの設立許可書のようなものありました。
出雲大社の分社はハワイとマレーシアのみだそうで。

中には、管理をされている世話人さんと
お手伝いの女性の方がいらっしゃりました。

 

参拝者もちらほら日本人の方が訪れていました。
元旦はずっと人の出入りが多かったようです。

御朱印帳を持っていれば、御朱印をいただけます。
(紙だけの御朱印はいただけないようでした)

御朱印帳はマレーシア支部用ではなく出雲大社と同じ
デザインのものだそうです(すでに完売)

 

帰りにおみくじを引きました

ちゃんと中も日本語で日本のおみくじです

 

2020年2月中旬には講社を閉められるかも

せっかくお参りができたマレーシア出雲大社ですが
2月中旬には閉められるとお話し伺いました。

コンドミニアムの契約の兼ね合いや、世話人さんの体調などが
あるそうで。

それまでに一度参拝へ行かれたい方は行っておいたほうが
いいかもしれません。

 

現地のお寺はお正月は閑散としていた

 

出雲大社でお参りもして、正月感を少し味わえたところで
今度は現地のお寺にでも行ってみようと
上后寺に行ってみました。

夜も遅くなってしまったのもありますが、
正月感ナシ! 日本と文化がきっと違うんでしょうね。

閑散としていました、逆に寂しい。。

行った時間が閉館1時間前だったからかな

正月 = 神社・お寺は日本の文化なのかもしれませんね

 

やっぱりお正月は日本で過ごすのがイイ!

 

イタリアで年越しをしたとき、
日本の正月がいいなぁ〜と思いましたが、
やはり、それはマレーシアでも思いました 笑

 

やっぱり正月は日本で過ごすのが一番ですね。

初詣の賑やかさ
焚き火を前にお神酒を飲んだり
屋台で賑わう神社。

正月ならではの美味しい食べ物
テレビから流れる正月特番

初売りで盛り上がる街

 

そこで流れるお正月の音楽や、人の熱気
それら全てがいいですよね。

 

それに日本の友人から送られてくる
日本の冬の景色はとても美しい

おごそかで、静かで、美しい。
冬を感じました。

寒いってだけで、正月感でますしね。

 

海外に憧れる気持ちもわかるけど
日本も十分ステキ。

四季があるって、こんなにもステキな事なんだと
思いました。

みなさまもステキな一年をお過ごしください。