【2020年コロナ】マレーシアでの生活はどういうふうになっている?個人の暮らしレポート

マレーシアの暮らし

 

 

マレーシアに来て平和に暮らしていました。

 

ただ、コロナウィルスが中国からはじまり、それが隣国の日本、韓国ときてそれぞれの国のことが心配でした。

 

マレーシアでは、年末頃「中国で病気が流行っているらしいよ」くらいの感覚しかありませんでした。

 

ただ、日が経つにつれて、コロナの拡大を近くに感じるのでした。

海外にいて、こういった世界的な病気の蔓延の経験もすることはないし、せめてどういう状況だったのか、記録に残しておこうと思います。

 

今回記録するのは、あくまでも一個人がマレーシアに住んでいて感じた印象となります。
また、基本的に最新情報などを追っていないため、今どんなふうに現地で暮らしているのか生活の一部の様子をご紹介したいと思います。

 

マレーシアにてコロナの感想は

最初は中国でなにか流行っているみたいだよ、といった具合で
生活自体はなにも変わらず、日々を暮らしていました。

 

1月、チャーニーズ系の人たちメインでマスクをしていて
マレーシアの人や移住者はそこまでマスクをしていない印象でした。

 

2月頃になると話題もマレーシアのわたしたちまで多く耳にすることになり
チャーニーズ系の人たち以外でもマスクをするようになっていました。

(2月上旬頃時点で近場で売っているマスクはなくなっていたか、小売店などで高額で売っていました。)

わたしは2月下旬にマレーシアからミャンマーへと小旅行へ行きましたが規制などが厳しくなる前だったために普通に飛行機に乗れました。

 

ミャンマーもマレーシア同様、普通に人々が暮らしをしていました。

 

さすがにミャンマーならマスク売ってるだろう、と思いましたが
ミャンマーでもマスクは売り切れでした
(チャーニーズの旅行客が露店で大量購入していたりしました。)

わたしはミャンマーのちいさな小売店で布製のちゃちいマスクを購入

 

3月16日に政府がコロナウィルス対策を発表

 

国境封鎖や州をまたいでの移動などに制限をかけたり
スーパー・食料品店や薬局以外のお店を閉店(レストランなどはテイクアウト)することに

会社も在宅勤務か休ませるように指示があったり、と人の移動や出入りを制限しているようです。

この発表の少し前くらいから在宅勤務に移る会社もありました。

 

3月の政府発表以降、街がガラっと変わった

 

印象としては、
3月までの数ヶ月は、マスクをしたり手洗いうがいを気をつけるをいう事

マスクは基本売り切れている。ということ以外は

いたって普通の暮らしをしていました。

 

どこに行ってもお店はやっているし、カフェにも行ける
路地裏のちいさな露店でおやつを買うこともできる。

 

「マスクをする、マスクが売り切れている」こと以外はいたって普通でした。

 

マレーシアでもパニック買い、スーパーに殺到!

 

3月16日夜、いつも通りスーパーへ買い物へ行きました。

すると、なにやら行列ができている。
なんだ、閉店時間前だから混んでいるのかな〜?と思っていたら
なにやら政府が発表をした、と。

 

それで市民がスーパーに買いだめに走っていたようです。

なにも知らなかったので、すでにトイレットペーパー、ラーメンの袋麺が全部なくなっていました。

その光景をみて、はじめて何か大きく動きそうになっているのかなと少し怖くなりました。

 

3月17日
政府の発表翌日、

 

普通に電車に乗って出勤、人の多さも普通。駅前のコンビニもやっている。
会社などでは今後の方針をそれぞれ対策しているようで

「政策を発表しても、今までとなにも変わらない日常」でした。
ほんとに明日から変わるのかな、という感じ。

 

3月18日

 

一気に街が変わりました。

モール内はシャッターが閉まり、スーパー以外なにもやっていない

マレーシア、コロナ時のショッピングモール

誰も歩いていないモール

 

毎日露店が出て賑わっているお昼時間も、露店がない。
路地裏の1人でやっているような小さい露店も影がない。

 

え、1日でこんなにピシャ!と閉めて対策できる国なんだ、と驚きました。
一斉に店という店がシャッターを閉めました。

 

政人が多く、スーパーで買い物するのにとても時間がかかった、と会社に遅刻してきた知人もいました。

スーパーなど営業許可が下りているお店でも20時までの営業に短縮など時間に変更があります。

16日の買い物ラッシュ以降、ティッシュやトイレットペーパーの陳列が戻っているスーパーと、未だににトイレットペーパーの補充が間に合っていない店舗などもありました。

マレーシアのコロナパニック買い

 

現時点でパニック買いも落ち着いたのか、品揃えも元どおりになり、

わたしの住んでいるところでは野菜、肉などの生鮮品、ティッシュなどの生活品なども普通に買うことができ

買い物をして生活をする、ということは問題なくできています。

 

薬局もマスクなし、高値のアルコール消毒類以外はいつも品揃えでなにかががっぽり売り切れている感じはありません。

 

ただ、入り口に客同士が近づき過ぎないように、という張り紙があったり

ゴム手袋をした店員さんがドアの開け閉めをして、中で手をアルコール消毒するように言われた薬局もありました。

 

MRTに乗る人が激減した

マレーシア、コロナ時のMRT

これまで出勤時にそれなりに人が乗っていたのに、あっという間に乗客数が減りました。

夜の時間帯も人は少なく、買い物帰りなどの「最低限のおでかけ」からの帰宅っぽい人などが乗車、という感じ。

 

後日、MRTをはじめとするLRT、モノレールなども運行規制がはじまり
午前6時から午前10時までの間と、午後5時から午後10時までのみの運行に縮小されました。

なので、午前10時〜夕方5時までは電車は利用できなくなりました。

また、

シートを一つづつ空けて張り紙がしてあり、隣同士で座らないようにされていました。

 

駅前のコンビニも閉まってしまいました。

駅自体にあまり人がいなく、閑散としています。

 

車の交通量も減った感じがする

マレーシアコロナ時の車の少なさ

いつも車が列をなしているのに、交通量が減った感じがします。

家の窓から見える交通量も心なしか少ない。

 

オフィスビルやスーパーに入るときは体温検査される

入り口で体温を図られ、シール(体温確認済み)を貼られてから中に入ります。

このあたりは徹底している感じです。

日を増すごとにスーパーの店員さんもマスク+ゴム手袋をして勤務している姿を多く見ることに。

マスクをしていないと入れないスーパーがほとんどとなりました。

 

コンドミニアム:共用スペースが使えなくなる

ほかの建物はわかりませんが、わたしの住んでいるコンドミニアムでは
プール閉鎖、共用ルームの使用禁止

入る時、今まではセキュリティが親切にロックを解除してくれていましたが、自分のロックで開けるように(部外者は建物外で受付)

入ってからは入り口で手を消毒するようアルコールが置いてあり、建物内にいくつかアルコールが設置されていました。

 

マスクが10倍の値段になっている?!

 

唯一やっているスーパーへ買い出しに行ったところ、目の前で布製の簡易マスクを買っている人がいて、10RMで購入していました。

 

マスク1枚10RMで売っているの?と聞くと

2枚で10RMだよ、と。

 

ただ、コロナ騒動の前は2枚で1RMで売ってたんだよね
今はマスク高くなっちゃってるからさ。と教えてくれました

なんと、そのお店では値段が10倍!になっていました。

店舗でのマスクの値上がりはもちろん、Amazonのようなネットショッピング「Lazada(ラザダ )」でもマスクの値上がりが見受けられました。

 

外国籍の人は念の為パスポートを携帯して

今は警察や軍の人も動き始めている状況で、検問されることもあるようなので、スムーズに話が終わるようパスポートを持ち歩いていたほうが安心かと思います。

Grabに乗っていても、検問に合う人もいたようです。

一応3月31日までが政策の期限とされていますが、もしかしたら延長もあり得る状況です。

↑訂正:4月14日まで政府の活動制限が延長となりました。

↑訂正:さらに延長となり4月28日まで政府の活動制限が延長となりました。

 

企業やお店の営業開始も延長となりました。

 

お店は閉まっているし、小旅行にも行けない、出かけている時に検問を受ける場合もある

 

静かな街、ゴーストタウンのようなショッピングモール
こんなマレーシアをそうそう見ることはないでしょう。

 

でもそれだけ拡大を抑えようと動いてくれていることなので、
しばらくは料理に励んだり、お家の中ですこしでも楽しく過ごせるようにしたいと思います。

行動に制限はあるけども、在宅勤務、衣食住はいたって普通にできているので大丈夫です。

 

なにより、1日も早く収束するよう祈るばかりです。