【現地で習い事・趣味】クアラルンプールで絵画教室に通ってみたら楽しかった:前半編

マレーシアとアート

 

 

以前の記事で、マレーシアに一風変わったアート施設を見つけたので
遊びにいってみました。

マレーシアでコミックイラストが見れる個性的なアート施設を発見!その名もカートゥーン&コミックハウス!

そこで、イラストレーターの2人の人柄に惹かれ
お絵かき教室に通ってみることにしました

 

お絵かき教室の詳細はコチラ

 

週1・月4回
土・日曜の15時〜17時に開催
(土曜か日曜、来れる曜日で参加可能)

レッスン料1ヶ月・4回分で100RM

ただし、初回の1回のみ
登録と画材使用料の30RMが加算されるので

初回のみ130RM
それ以外は月100RMのみ

対象年齢:いくつでも 笑
4歳〜46歳まで通う絵画教室
プロもアマも関係ありません

楽しく絵を描きたい、その気持ちでOK

すでに2回通ってみたので、早速レビューしてみたいと思います。

 

現地の絵画教室でどんなことを教えてもらえるの?

ベーシックコミックイラストのクラスです
教える得意な分野としては、
コミカルなイラストと似顔絵の描き方。

カリキュラムはざっくりと分かれている感じで

あとは自分がなにを知りたいのか、学びたいのか伝えれば
それに対して経験豊富な現役イラストレーターさんが
教えてくれる、といった感じです。

 

  • コミックイラスト(スポンジボブ的なコミカルな絵)
  • マンガイラスト (コマ割りされているモノ・日本風な絵柄の絵)
  • カリカチュア  (個性が誇張された、ユニークな似顔絵)
  • ポートイレイト (カリカチュアよりリアルに描いた似顔絵)

 

基本的な部分としては
鉛筆やペン、各画材の使い方
スピード感を持って線をひいて絵を描く
紙の中に上手に絵を配置するサイズ感のコト、、etc…..

4歳からでも通えるので、絵の初心者の方でも
気軽に通って、基本から教えてもらえます。

ここの教室は絵の具などを使う絵画教室ではなく
鉛筆やペンを使った、イラストに特化した教室です。

どんな先生たちが教えてくれるの?

とってもステキな現役イラストレーターの2人が教えてくれます

 

TADIZI (タジディ)

(写真左のおじさまがタジディ)

タジディは1980年から絵を描き始めていて、
1987年にはプロとしてマガジンの絵を描いたりしている
現在も活躍しているベテランイラストレーター

とても優しいお父さん、といった感じ 笑

こんな絵やコミカルな絵まで幅広い技術を持っています

 

PAUH (パウ)

 

パウ = マンゴーという言葉の意味だそうです
かわいいニックネームでほっこりします

パウも現役のイラストレーターで、
雑誌のお仕事などをしているそうです。

おだやかで、頼りになるお兄さんといった感じ
わたしのこともササッと描いてプレゼントしてくれました。

 

それ以外にも、似顔絵の技術は一級品です、うつくしいーー

 

2人とも、リアルな絵から、コミカルな絵まで
幅広い絵を描くコトができます。

 

そして、おだやかでまったりとしている
優しいひとたちです
何より、絵を描くことを楽しんでいます。

一緒にいて落ち着く雰囲気の人たち。

 

英語も噛み砕いてやさしく伝えてくれるし
こちらが英語話せなくても
なにを言いたいのかちゃんと待ってくれて
話を聞いてくれます。

 

絵画教室に実際に通ってみた

さて、前置きが長くなってしまいましたが
早速行ける曜日、ということで土曜日に行ってみました。

中に入ると子供たちが席に座って
もくもくと絵を描いていました。

とっても小さい子もいて
無心で絵を描いていました。

それぞれのレベルに合わせて違う内容の絵を描いています。

画材や紙も提供してくれます。

レッスン1回目はなにを教えてもらったの?

わたしの場合は似顔絵、人の描き方を習いました。
雑誌の男性の顔を個性を捉えて描いてみよう、と。

イメージ画が多いので、似顔絵は得意ではなかったけど

人の顔のカタチの基本から教えてくれました。

(ちなみに学びたい内容や、絵の経験値で習うことの内容は
違ってくると思います、流れはあくまでも参考として)

最初、そのまま見て描いていたら
それはポートレイト(ただの似顔絵)だよ
カリカチュアは個性を誇張して描くものだよ、と教えてくれました。

四角い顔・丸い顔・マンゴー型の顔などなど
基本のカタチをもとに、似顔絵を書き進めます

(タジディのお手本。右から:ポートレイト風、コミック風、コミカル調)

それ以外には、自信を持って線を引くことや

紙の中に絵をどうバランスよく配置するかも教えてくれます

 

見て覚える、見て盗む、がキホン

ひとつひとつ、手にとって教えてくれる、というよりは
ササッと描きながら教えてくれるので、それを見ながら
描いて試してみる、といった感じです

なにかテキストを見ながらの教え方ではなく
タジディやパウが必要だと思うことを
その都度教えてくれる感じ。

まわりの子供たちにもお題は与えるけど、
基本は自由に描かせて、その後アドバイスをしている感じ

 

とってもいい刺激になる

まず、英語のやりとりになるので
英語の勉強にもなる(一石二鳥!)

身を机に乗り出して、無心で描く子供たちの姿を見ると
絵を描くことの初心を思い出させてくれます。

 

海外の絵のセンス・エッセンスが身につく

日本ではあまり見ない絵柄の絵を彼らは描きます

「 いかにも海外っぽい絵 」ってヤツを。

日本ではなかなか触れないセンスの絵なので
教えてもらうことによって絵の幅が広がります

 

レッスン2回目はどんなことを教えてもらった?

わたしは女性の描き方には慣れているけど
メンズの描き方はそこまで得意ではない感じ。

なので、タジディにリクエストをして
メンズの描き方を教えてもらいました。

リアルなポートレイト風・コミカル風などなど
メンズの顔の特徴の捉え方を教えてくれました。

前回は鉛筆とマジックだったけど、

今回はチャコペンシル=木炭のペンシルのレクチャーもしてくれました。

 

それ以外にもわたしは絵描きなので
自分のアートでなにを表現したいのか話をしたら
真剣に話を聞いてくれて
アドバイスをくれたり、充実した時間を過ごしています。

 

まわりのこどもたちとも顔見知りになり
絵を描く楽しさを共有しています。

幼い子供達や、初心者は簡単な顔のカタチの
描き方を習っていました。

(子どもたちの絵が超可愛すぎる、、、!悶絶。そしてとっても上手。)

 

男の子はヒーローの体格の描き方など

ある子は、少女漫画のストーリー作成から
絵コンテを描いて、コマ割りした作画を描いていたり

 

その人そのひとによって、
描きたいもの・学びたいことを教えてもらっています。

 

タジディもパウも、その人の描いた絵を

否定したりはしない。
これもいいけど、こうしたらもっといいよ、という教え方なので

絵に自信のない人でも、トライしやすいと思います。

あっという間に2時間が過ぎます*

 

次回はパウに
「人物画の影の付け方」を教えてもらおうかなと思っています。

教科書に沿ってではなく、自分の学びたいことを
リクエストできるのもいいポイントだと思います

残り2回、思いっきり楽しみたいと思います