マレーシアでコミックイラストが見れる個性的なアート施設を発見!その名もカートゥーン&コミックハウス!

マレーシアとアート

 

 

とある日わたしは、あるアート施設を発見。

まさか、マレーシアで日本のアニメチックな
作品を見れるとは思っていませんでした

 

マレーシアの代表的なアート施設といえば、

  • マレーシア国立博物館と
  • イスラミックミュージアム(イスラム美術館)ですよね。

 

これらに関しては、先日もご紹介しましたが、

ザ・美術館的な存在で、ネットにも情報がある有名な施設です。

 

その他になにかアート関連の施設がないか
探してみたところ、面白そうなところを発見!

 

その名も

Malaysia Cartoon & Comic House
マレーシア・カートゥーン&コミックハウス

jalan cenderawasih tasik perdana, 50480 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur

Cartoon(カートゥーン)とはなんぞや、と
思われるかもしれませんが、Cartoonとは英語で
「漫画」という意味です。

 

 

ギャラリー詳細

営業時間

火曜日〜木曜日 午前10時〜午後5時
土曜日・日曜日 午前9時半〜午後6時半

定休日 月曜・金曜

入場料:5RM

 

なにがあるアート施設なの?

 

一応、カテゴリーのくくりとしては
アートギャラリーになっていました。

マレーシアのアーティストのギャラリーのようで

ここでは、アーティスト二人による
コミックイラストや、その他マレーシア漫画家による
作品をみることができます。

原画もあれば、プリントパネルでの展示だったり、です。

 

海外のコミック作品をみるのは新鮮

日本のコミック・漫画とは一風変わった感じ
それでいて、アメコミとも違う

ザ・海外の絵のコミックイラストをみることができます。

どこかなつかしい、どこか可愛い、
親しみの持てる絵たちです。

(こういった感じも、ちょっと日本むかし話っぽくてオモシロイよね)

施設自体は大きくないので、
さくっとみる人は1時間もかからない感じです。

 

わたしは案の定?
2人のアーティストと仲良くなって
一緒に絵を描いたり長時間滞在しました 笑

 

どこにギャラリーはあるの?アクセス方法は?

アクセス方法は

  • Grab(タクシー)移動か
  • MRTのMuseun Negara駅からのタクシー移動
    (およそ8RM前後くらい)

そうなんです、結局Grab(タクシー)なんです

 

最寄り駅はマレーシア国立博物館のある
MRT Museum Negara駅なのですが

そこから徒歩21分とMAPでは出ます

帰り道は試しに歩いてみましたが、30分くらいかかったし

夜は途中から道が真っ暗で、怖いし遠いから
次回からはあきらめてタクシーを使うと思います。

ちなみにGoogle Mapのアプリで行き方の経路を出すと

Pasar Seni駅からLRT線に乗り換えて〜とか
Seni駅からバスで〜とかありますが、

そもそも最寄り駅じゃないし、
それ信じて遠回りして、大幅に予定が狂いました 汗

なので、ここはシンプルにGrab移動がベストだと思います。

 

エリアとしては、
イスラムミュージアムや、ボタニカルガーデンがあったりする
施設が密集したエリアでした。

なんと、先日行ったボタニックガーデンの地図右上に
コミックハウスがあるじゃないですか

(MAPの右上にあるP(パーキング)マークのちょいしたにある黒い四角が現在地)

あぁ!見たことある地図あるやんけ、となりました。

Grabを使った際には、このロータリーで降ろされると思います。

門をくぐって、中に入ると、右の手前にカフェ

その奥にあるのがコミックハウスです。

入り口らしきものがあるので、階段を上がってみると
こっちは入り口じゃないみたいで

ぐるっと回って建物の反対側にある入り口から入ります。

こっちが入り口です。

中に入るとき、チケットプリーズといったら5RMでした。

個人ギャラリー、個人経営的な感じで
キャップをかぶったお兄さん(イラストレーターさん)が
チケットをくれて、中に入りました。

ギャラリーの中はどんな感じになっているの?

入り口付近はショップとなっていて、
簡単な画材や、イラスト資料の本や
コミック系の本が並んでいました。

 

さて、展示室へ入ります

お、イラスト並んでるなーーー
いいね。

 

最初の印象としては、あれ、施設としては
そんなに大きくないんだ

思ってたより、小さいかな?という印象でした。

でも、キュッと絵が詰まっている感じだし
そのままコミックイラストを楽しみます。

 

どんな絵があるの?現地っぽい感じ?

ザ・海外の絵、としか表現ができないのですが
細いペンでユーモアに描かれたものなどがあったり、

こういう絵、いいよね。テンション上がるわー

センスあるし、ギャング感も出ててGOOD。カッコイイ

外国ってこういう似顔絵描くよね、というような
イラストもあります 笑

 

日本のマンガ原稿の入稿前と同じように

原画のうえに、セリフだけ印刷したものを貼っていて
コミックを作る過程は一緒なんだなーと思いました。

この絵は1980年代頃に描かれたもので、

パソコンもスキャナーもない状態での制作時代だったようです。

 

昔からこういう風に書いているのですよ、と
当時の画材なども並べられていました

ここのギャラリー主たちは
現役のイラストレーターさんたちなので、
スタジオとしてここで作業をしているので

現役イラストレーターさんが
なんの画材を使っているのかも覗けます

 

マレーシアのマンガ・コミック画の歴史が分かる

現在まで刊行されている雑誌の表紙
そのいつくかを担当したことがあるようでして
それに関連する展示もありました。

この年表だけが、マレーシアのイラストや、漫画の歴史ではないと思うけど

大まかな流れなどが分かるんじゃないかな

それ以外にも、表紙に使われた風刺画や似顔絵などもある

こういった風刺画っぽいものオモシロイよね

世界中どこにいっても、
モンスターペアレンツみたいのがいるのかな 笑
学校行くだけで、この装備とか面白すぎでしょ

 

ホームレス?の方たちを描いたのかな
気持ちがよく伝わってくる

 

わたしがクレームの電話とった後の状態かな?笑

 

リアル調のイラストもあります

 

おっと、めちゃ日本っぽい絵が、、


しかもめちゃウマい!

これにはびっくり、普通に日本の漫画であるような絵だ

とっても優しくて、フレンドリーなアーティストさん達

作品を見ていたら、
スタッフらしき人が声をかけてきてくれました

ちょうど、見ていた絵の紹介をしてくれて
(京都の大学に行った経験のあるマレーシアのアーティストの絵)

話を聞いてみると
なんとスタッフではなく現役のイラストレーターさんでした

チケットをもぎってくれたもう一人のお兄ちゃんも
同じく雑誌のイラストの仕事をするようなイラストレーターさんでした。

そして、ここでイラスト教室もやっていて
この二人で講師もしているとのこと

そのあとも、わたしが絵描きであることを伝えたら
喜んで自分の作品なども見せてくれて

アート話に花が咲きました

 

結局一緒に絵を描こうよ、という話になってラクガキしてみたり

使っている画材を教えてもらったり
気づいたらわたしの似顔絵を描いてくれていたり、と

めちゃ楽しい時間を過ごしました。

 

そして、なんとわたし
ここの絵画教室通うことにしましたーー 笑

 

なんかオモシロそうだから。
わたしの絵のテイストにはない感じの絵だから
習ってみたら面白いのかもしれないと思って

きっと、自分の絵が幅が広がると思うんだよな。

 

それにここにいる2人の人柄もいいし、その理由もあって。

詳しい絵画教室の概要などは
また別の記事で紹介したいと思います。

 

これから楽しい趣味の時間が増えそうです。

大満足してルンルンしながら、
近くのご飯屋でご飯を食べて帰ったのでした。

似顔絵、めちゃ誇張されてるけど、、

似てるんだよなーーー 苦笑

マレーシアでのはじめての似顔絵チャン。大切にします。